快晴の朝を迎えました。フランス🇫🇷では夜間外出禁止制限 (couvre-feu, 18:00pm-6:00am) 中と言うこともあり、2021年に入ってからは、これまでストラスブール旧市街から 20/30km ほど離れたクライミングエリアで登っていました。しかしながらこの日は参加者のモチベーションも高く 🙄 ストラスブール旧市街から 50km ほど離れた Le Rocher du Point de Vue に登りに行くことになりました。でも集合時間はいつもの 11:00am と遅めでした 😅
Point de Vue に行くのは 2014.05.04 以来の 2度目です。ストラスブール旧市街から離れていることと、どちらかと言うと、短難しい系のルートが多いこともあり、なかなかこのクライミングエリアに付き合ってくれるパートナーさんは現れませんでした。Point de Vue は 2つのセクター (Face ouest, Grande Face) に別れていて、今回は高さが 25m ほどある Grande Face で登りました。
無名ルート (?) mOS
La mare si sage (5c) だと思って登ったけれど、どうやら違っていたみたい。まぁトポと照らし合わせても、おかしな感じはしていたんだけれど 😅 そうすると La mare si sage (5c) はどこにあるのかな 🙄
Le sable et goupillon (6a+) FL
2ボルト目までは、ホールドがザラザラしていて怖かった。最後のボルトから終了点へのムーブは、教えてもらわないと、判らなかった🦆
Le cimetière des éléphants (7a+) RP
このルートを登るために Point de Vue にきました 😁 Grande Face で最も見栄えのするルートだと思う。前回 (2014.05.04) 来た時もトライはしていて、核心部は2ボルト目から3ボルト目までのスラブパートだと思う。2つあるハング越えもホールドはあるけれど、前回は力尽きてテンテンでした。
3便目:先ずはクイックドロー掛けです。核心に入る2ボルト目にクイックドローを掛けることができず、チョンボ棒を使う。クイックドローが掛けられた状態でのクリップは問題無し。で、核心部の2ボルト目から3ボルト目までのスラブは、やはり手のホールドがアマアマで、足に乗り込めない。右足を先にあげるのか左足を先にあげるのか判らず試行錯誤するも力尽きる。ロープの御助けを借りてハング部分へ進む。3ボルト目からハングまでは、少し左側から回り込み、中央まで戻り、ボルトの上にあるガバに向かってデット。フィジカル的にはこのムーブが一番のポイントだと思う。2個目のハングは、少し右側から登り、中央に戻った後は、左足をヒールフック。右手でカチを捉え、ショルダーを使って体を引き寄せ、左手を左足の上にあるあるカチに伸ばし、体全体を引き上げながら、右手を返す。ヒールフックに使っていた左足を体の中心部によせ、右足でハング下にあるホールドけり、体全体をハングの上に持ち上げる。
4便目:核心のスラブパートが抜けられれば、なんとかなるかも?と思いながらスタート。でも、簡単には登れなかった。先ずは Céd くんのアドバイスに従い、先に右足を上げてみるも、しっくりといかず (でも過去ブログを見返すと、核心を超えられた時のムーブは、右足を先に上げていたみたい)。左足を先にあげながら、両指で甘いポケットを微妙に探る。ふとしたポイントで体がジワリと持ち上がり、後には引けなくなる。なんとか次の右手ガバカチに届けそうな位置まで体を引きずりあげられる。右足を小さな石ころの上に添えて、右手をガバカチに向けて軽くデット。奇跡的にムーブが繋がり、核心部を超える。フジカル的な核心部である、初めのハング越えは、クリップ後、気合いでデット。かなりパンプしたけれど、体をズリズリと持ち上げられる。腕が張っていて2個目のハングを超えられるか心配だったけれど、ガバを使って体を岩に引き寄せ、左足ヒールフック。その後の右手カチで体を十分には引き付けられなかったけれど、左手を左足ヒールフック上にあるカチに軽くデット。バタバタしながらも体制を立て直すことができ、なんとか登ることができました。
まだ明るい時間帯でしたが、クライミングはこれにて終了。フランス🇫🇷は夜間外出禁止制限 (couvre-feu, 18:00pm - 6:00am) 中ということもあり、7年振りに完登できた余韻に浸ることはなく、荷物をまとめて慌てて岩場を撤収しました。
活動内容:Lor・Jér・Vic・Tom・Céd・Gey、Le cimetière des éléphants (7a+) RP・Le sable et goupillon (6a+) FL
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