フランスは 🇫🇷 新型コロナウイルス (Covid19) による3回目のロックダウン (厳しい外出制限) 中ですが、2021年6月9日から規制が一段と緩和された週末は、久しぶりに快晴、最高気温も 25-27℃ もある、夏の季節に突然なりました。
これぐらい気温が上がると、流石に、日陰でないと登るには辛いです。と言うわけで、初級者に人気のある Waldeck に登りにいきました。ここで登るのは、初めてのロックダウンが解除された時に来て以来、1年振りです。いいお天気ということもあり、沢山のクライマーさんで賑わっていました。
A bout de moufles (6a+) RP
attempt 1 : このルート登ってなかったのかなぁ?まぁ、Waldeck に来る時は苔々で湿っている感じはしていたけれど。離陸の仕方が難しく、わからない。左手でクラックを使い右足をクロス気味に上げ、左足を外側に開き、思い切ってボルト上のフラットな場所に手を伸ばしホールドを探すも見当たらず、フォール。
Attempt 2 : クラックに左手をジャミング、右足、左足を上げてから右手でホールドを探すも、無い?なんとか右手で体を維持しながら、左手のジャミングを一段上にセット、左足をフットジャミング。このフットジャミングが決まれば、初めのパートは通過できると思う。中間部は傾斜が落ち、スラブなんだけれど、苔々&湿っていて怖い。最後の垂壁も、ザラザラで汚れている影響もありなかなか侮れなかった。このルート、綺麗に掃除され、乾いていれば、いいルートでは?まぁ、湿っていても、ある意味、面白いルートですが。
Haute tension (7a) RP
Attempt 1 : 今回が初めてのトライです。ハング越えが難しいのかな?と思っていたら、3ボルト目から4ボルト目のスラブパートが難しかった。アルザス特有の小石 (pebbles) が5つほど続いていました。まずは左手で中くらいの小石、右手で小さな小石を摘み、左足を右側の浅いポケットにねじ込み、右手で遠くにある小さな小石を摘み、右足をカチに上げたいけれど上げられない。もう少し遠くにある小石を右手でガストンのような感じで右側に開く感じで摘み、体を上げることを試みるも、力尽きてフォール。なんとなくムーブがわかったので、ロープのお助けを借りて、次に進む。ハング越えはホールドはあるので問題なし。上部は落ち着いてホールドを探せば (6a+/b) ぐらいなのでは?
Attempt 2 : 核心部はAndくんのアドバイスを参考にしてムーブを変更。初めの小石を右手で摘み、右足をお臍の位置ぐらいにあるホールドに上げる。左手はカチとして使っていたホールドを持ち替えてプッシュ、手に足の要領で左足を左手のポジションに置きにいくムーブに変更。でも体が硬く、なかなか左足を上げられない。なんとか右手でつまんでいた小石の位置を微調整して、左足を上げることに成功。でもこの後、左手で使うホールドを探せずスタック。アドバイスでは大きな小石を使う予定でしたが、みた感じツルッとしていて、体制的にもデットになりそうだったので諦めて、その辺にある使えそうな小石を探す。なんとかホールドに使えそうな小石を見つけて左足に乗り込み、立ち上がることができました。その後はクロス気味に左手を小石に伸ばし、右足を上げ左手を体に引きつけてから、右手は持ちやすい小石を掴む。このムーブは本来期待されているムーブでは無いのかもしれないけれど、それでも、一連のムーブが面白い。背が低くても、柔軟性があれば登れるので、このルートを面白いですね。でも核心部はこの一連のムーブなので、体感グレード的には (6c+) ぐらいだと思う。
トライしたかった Le val des costauds (7a+) は日が差す時間帯になり、Prose combat (7a) は下部にロープが張られ放置されたまま、パートナーくんからは 👱🏻♂️👱🏻♀️🇮🇹 反省会を催促する 🍺 プレッシャーを浴びて、クライミングはこれにて終了。でも、あまり登っていない割に、充実できるクライミングでした。
活動内容:And・Mar・Pie・Hol、A bout de moufles (6a+) RP・Haute tension (7a) RP
0コメント