10月に入ってから雨の日が多く、最高気温も10℃以下の日もあり、外岩クライミングに行くことが出来ませんでした。しかしながら今週は木曜日から陽射しが戻り、土曜日は久しぶりの晴れ予報でした。なんとかクライミング友と連絡が取れ、土曜日は4週間ぶりに外岩クライミングに行く事が出来ました。
今回はストラスブールの北部、ドイツとの国境近くにある Le Langenfels に行きました。Le Langenfels でのクライミングは、昨年の5月以来、2度目です。前回来た時は新緑の暑い日でしたが、今回は周りの山はそれなりに紅葉していて、綺麗でした。
久しぶりに晴れたためか、Le Langenfels 周辺はクライマーもそれなりにいましたが、トレッキングで訪れている家族連れも沢山いました。子供達は容赦なく話しかけてくるので手強いです 😅
Südwand (talwand) (6a) FL
写真右側の木に隠れている辺りを登るルートです。核心は前半かな?アルザス特有の小さな小石に足を載せられるかがポイント。後半はクラック沿いに豪快に登ります。ホールドは有りますが、ボルトとボルトの間が離れているので、結構侮れません。
normal sup (6b+) FL
核心は上部の岩が黒くなっているところでした。左のカンテを使って登るのかな?と思っていましたが上手くムーブが組めず断念。直登気味に登るムーブが正解でした。高さも30mぐらい有るので、結構登りごたえがあります。
La diable en tête (7a+) 敗退
人がいるところからほぼ直登するルートです。クイックドローが掛かっていたので、お借りしてトライしてみました。3ボルト目までは (6a+) ぐらかな?核心はその後?でした。まず左側にある薄いカチを取りに伸び上がります。というか、このカチの存在は始め判らず、教えてもらいました。カチを取った後、右足を上手く上げられるかがポイントかな?右足を置く位置が全く判らず敗退。やはり (7a+) はまだまだ激ムズです。
La petite maure (6c+) m.lead-TO
写真のやや左側のルートです。出だしの苔にびびり、OSトライはアッサリ終了。湿っぽいためか、離陸は悪かったです。ムーブ的な核心部は、中間部のちょっとしたハングの辺りかなぁ?初めはボルトやや左側をトライするも行き詰まる。元に戻り、右側から登るもボルトまでが遠くクリップ出来ず。結局ルートファインディングが上手く出来ずにテンション。一手絶えて、見付けられなかった左ポケットを取ってからクリップが正解だったようです。その次のボルト付近もパワフルですが、ホールドは裏切らないので、思い切りが重要かな?もう少しルートが乾いていたら、面白い良いルートだと思いました。
16時30分過ぎにクライミング終了。短い時間でしたが、久しぶりの外岩クライミングは楽しかったです。さて今年中にまた外岩クライミングに行ける日は来るのでしょうか?
活動内容: And・San・Val・Alf・Alx・Nic、Südwand (talwand) (6a) FL・normal sup (6b+) FL
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