La carrière du Ziegelberg で I don't speak english (5c) をマジに敗退 😢

渡仏 🇫🇷 してから比較的短時間でクライミングジム友は出来ましたが、外岩クライミングに付き合ってもらえる人はそれほど多くは居ません。


何故なんだろうか?

1️⃣ 週末は家族や彼氏・彼女と過ごす人が多い

2️⃣ クライミング以外のスポーツにも興味がある

3️⃣ 日曜日はお店がほぼ閉まるので、買い物は土曜日、クライミングは日曜日の日程で固定されることが多く、天候に左右されやすい

4️⃣ 外岩の経験者が少ない

と言う感じかな。

新たに外岩友を探すべく、今回は思いきって Roc en Stock の外岩講習会に参加することにしました。


6月の毎週末・土曜日に講習会があり、10人ぐらい募集しているようです。応募条件は Roc en Stock の有効な 3ヶ月以上のパスを所有しているとこ。応募方法は、希望の日程を Roc en Stock のホームページからメールを送り、オーナーからの返事を待つ、と言う感じです。


先週は登録メールを出すのが遅く?オーナーからの返事がありませんでしたが 😭 本日はオーナーからのメールが届き、はれて参加することが出来ました。

朝の曇り空がウソのように快晴になりました。今回のクライミングエリアはストラスブールからみて北西のある La carrière du Ziegelberg です。車で50分ぐらい走れば目的地近くの駐車場に到着です。


駐車場からクライミングエリアまでは 10分ぐらい。伊豆のエリアで例えるなら、クレヨンウォールといった雰囲気です。


Oli さんが始めに声をかけてくれて、彼と半日行動を共にすることになります。


常連さんは到着するなり準備をしてトライ開始。サクサクとロープが張られていきます。張られたローブを使ってTRで登る人、リードでトライする人と様々です。


Oliさんはこのエリアに来たことがあるようですが、いまいちルートを把握していないようで、お互いにトポをみながらルートを物色。彼のレベルは6bぐらいとのこと。まずは5aからと言うことでトライ開始。

Cacatoès gaga (5a) mOS

流石に常連さんがトライしないだけのことはあり、ザラザラです。相変わらず1ボルト目は遠く、初めての岩場・初めてのパートナーと言うことで、ちょっと、力が入りすぎました。


人気ルートは順番待ちだったので、ちょこっと離れた岩場へ移動。これが失敗だったかなぁ。次は(5c)と言うことで、


I don't speak english (5c) リードでトライも途中敗退

傾斜は無さそうですが、ホールドも無さそう。1ボルト目までは2メートルぐらい。ザラザラでこけていて怖い、スラブのルートですね。3ボルト目まではなんとか行けましたが、その後は手掛かりがない。このルートって苔ていなければ登れるのかなぁ?無理せずに敗退。それでも(5c)は激辛のような気がする。トライしたルートがトポの載っている位置と違うような、あっているような・・・明らかにトポに載ってないルートもあるので、(5c)のルートで無かった可能性もあり(と言うことにしておこう・・・)。ルートの判定も難しく、岩も苔ているので皆さんのいる場所へ戻る。

Les potes iront (5c+) FL

このルートは人気があり、何人かの人がトライしていました。ルートを眺めていると難しそうですが、(5c+)と言うことなのでトライ。ホールドは悪くないが、ボルトとボルトの間隔がそれなりに離れていて、背の低い人はかなり難しく感じるかも。皆さん背が高いからなぁ~

Epigone (6a) mOS

他の(6a)のルートも空きそうにないので、誰もトライしていなかったこのルートを触ってみました。最後のボルトから終了点までのクリップが核心。ちょっと被っていて、ホールドが縦のクラックなので上手く体を振ることが出来るかがポイント。左に重心を残して右足をハイステップ。重心を僅かに右足に移して終了点にクリップ。


Les six trouilles (6a+) FL

Oliさんのお薦めでトライ。1ボルト目は3mほど上です。相変わらず厳しいです。核心は中間部。微妙な突起で足をだまし(ほぼスメアリング)、そろりと上の棚に手を伸ばしました。Oさんは身長が高いので“えい、やぁ~”的な登で突破していましたが、身長がない人はかなり難しいかも。このルートはホールドが無さそうに見えるので精神的にもタフでした。

Histoires parallèles (6b+) mリードでTO

3ボルト目クリップからハング越えが核心のルート。いろいろ探ったけれど、上手くムーブが組めずにテンション。だってホールドがザラザラで怖すぎぃ~あまり登られてないようですが、それなりに楽しめるルートだと思います。

インストラクターの Nic さんのお薦めもあり (゚ペ)?Le discours de la méthode (6c)をトライする羽目に・・・左のカンテを使えば (6c) で、使わないと (7a+) とのこと。ハングの超え方も簡単では無さそうですが、その後がツルツルに見えるのは気のせいでしょうか (゚ー゚*?)


Le discours de la méthode (6c) mリードでTO

1ボルト目までもそれなりの難しさです。左側に有るガバと思われたボールドを使い、安定したところで1ボルト目にクリップかと思いきや、ただの大きなポケットでした。微妙にバランスを修正し、1ボルト目にクリップ。ふぅ~ハング越えは無理せずにカンテを使い左足をハイステップ。体は浮いたけれどその次のムーブが判らず無理せずにテンション。結構、渋い感じのルートです。その後もカンテを使い何とかTO。と簡単に書きましたが、かなりスリリングなルートでヘロヘロになりました。


OliさんもTRでトライしたいと言うことで、準備をしていると、何人かの人が興味を示し、我々の方にやって来ました。どうやら、その後でTRで登りたいとのこと。断る理由もないので、どうぞ、どうぞと言う感じで話が和みました。


このルートを登ったおかげで、他のクライマーさんとの距離がグット縮まり、コミュニティーに受け入れられたように感じられました 😃 不思議なモノです。

18:00 時過ぎに漸くクライミングを終了。個人的には Le discours de la mèthode (6c) を登ったところで (17:00頃) でクライミングは終了していました。他のクライマーさんの体力にはビックリです。駐車場で外岩講習会参加者の皆さんとさよならの 🤗 Oli さんとは “また外岩クライミングに行きましょう” と約束をして、帰宅しました。


ちょっとクールなインストラクター Nic さんも帰り際にはほほえんでくれて、出発前のアウェイな雰囲気が、帰宅前にはホームな雰囲気へと変化が感じられました。外岩クライミングの成果は無かったですが、この講習会に参加して良かったと思います。


活動内容:Roc en Stockで登っているクライミングメンバー(最終的には15~17人)とインストラクターさん、Cacatoès gaga (5a) mOS・Les potes iront (5c+) FL・Epigone (6a) mOS・Les six trouilles (6a+) FL、


(5c) だと思って登った I don't speak english は正しいルートだったのかが知りたいです 🤔


✍🏻 2019.07.22 : I don't speak english (5c) と思っていたルートは Sarkophobe (6c) でした 😅

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