3月に入り、ようやく日差しが安定し始め、最高気温も15℃を超える日が増えてきました。春の訪れを感じる暖かな週末、今回はクライミングジムで仲良くしているメンバー4人(+私)と一緒に、外岩クライミングに行ってきました。
今回は3年ぶりとなる「Rocher du Point de Vue」に行きました。ここには(5bから7c+)まで約50本のルートがある、こぢんまりとしたエリアです。
Wonder-bras (6a) mOS
スタート核心。ヒールフックの使い方が悪いのか、ものすごくパワフルに感じた。
Le mouvement et pique (6a+) mOS
スタートからの一手が遠いけれどなんとか耐えられて。最後のクリップも意外と意外と侮れない。「これが(6a+)なのか?と言う感じ」
Les exilés (6b) RP
Attempt 1 :離陸のムーブが分からずテンション。ダイナミックに右側のポケットを狙うことで解決。最後も右から登るのか左から登るのかを迷いテンション。左からが正解だった。それでも、左手ショルダームーブからの右手ガバムーブは侮れない
Attempt 2:ムーブが分かっていたので迷わず登れた。
Episode 1 (6b+) FL
みんなサクサク上るので簡単なのかな?と思ったら、腕が張った。最後足が滑った?岩がもげた?影響で足ブラになったけれど耐えて登れた。
La chimay-thérapie (6c) FL
ムーブを教えてもらわらければ登れたのかな?右手クロスムーブの選択ができたかどうか知りたいところです。クリンプが苦手な人は離陸も苦労する気がする。あとは落ち着いて登れば問題なし。
L’être et Iétang (6c+) m.lead-TO
Attempt 1:今回トライしたかったルート。離陸はトポ通りボルトの左側からスタート。最初のスラブは苔が生えていたけれど問題なし。でも垂壁を超えた後のスラブはやばかった。左側の薄いカチと右側の薄いカチでは足を上げることはできず右往左往。とにかくボルトの位置が遠くビビったけれど、偶然右側に薄いけれどアンダーで持てるカチを見つけて体を上げることができた。これで核心部が終わったのかと思っていたら本当の核心部は次のハング越えだった。遠くにカチがあったのそれをとって終わりかと思ったら、体を上げてから右手を伸ばしたら想像した以上に甘く、ザラザラでした。一旦戻ることができ、直登ではなく少し離れた右側から登るのか、左側から登るのか登る。意を決して右側を選択するも、思いのほか右手で使うホールドが悪い、それでも両足をスメアリングで上げてから、左手で甘いカチを取り、思い切って棚にデットしたらフラットで何も引っかかりがなくフォール。ムズ。同じムーブで最後のデットの位置をずらしながら探って行ったけれどいずれもフラットでフォール。左側から登るのかとも思ったけれど何もなかった。敗退を覚悟して最後のトライを試みる。気合が入ったのか左足のスメアリングが高い位置で決まり、なんと偶然にもニーバーが甘く決まる。右手のカチがこれまで以上に楽に取りに行くことができ、左手のカチをとってから体をジリジリと上げて思い切ってこれまで狙っていた棚よりも高い位置にある棚を狙ってデットを試みるとぎりぎりホールを掴めた。
まだまだムーブの引き出しが少ないことを実感して今日のクライミングは終了。それでも、天気も良く、楽しいクライミングでした。
活動内容:Cécile・Maëlle・Yannick・Frederic、Wonder-bras (6a) mOS・Le mouvement et pique (6a+) mOS・Les exilés (6b) RP・Episode 1 (6b+) FL・La chimay-thérapie (6c) FL
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