秋の風に誘われて、ヴォージュ山脈で最も美しいクライミングエリアの1つ Windstein で外岩クライミング 🍁

季節は秋 🍁 涼しい風が心地よく吹き抜けるこの季節、久しぶりに外岩クライミングの楽しさを思い出させてくれる1日になりました。


2023年、フランスでの9月の気温は記録に残るぐらい暑かったようです。フランス北東部にあるストラスブールも例年以上に暑い日が多く、9月の中旬以降でも最高気温が30℃もありましたが、10月に入り、漸く、暑かった気候も忘れるほどの涼しくなりました。

Windstein, Les Voleurs (6a+)


この日は久しぶりにマルチピッチクライミングに行くお誘いがありましたが、計画が予想外の展開を迎え、結局は一度は誘いを断っていたクライミング友達とWindsteinへ向かいました。Windsteinはヴォージュ山脈にあるクライミングエリアの中で、私が最も好きなクライミングエリアの1つです。その美しさは、いつも私を魅了してくれます。


クライミングエリアに到着したときは、まだクライマーの姿は少なかったのですが、お昼を迎えると多くのクライマーが次々にやってきて、活気に満ちた一日となりました。しかも、ほとんどのクライマーは知り合いで、挨拶と近況報告で会話が弾みました 😆


久しぶりに会ったクライミング友は驚くほど上達していました。私自身はクライミングを再開してから日が浅く、春の輝きはまだ遠くに感じられましたが 😅 あまりの登れなさに、久しぶりに会ったクライミング友からは根掘り葉掘り質問を浴びせられる始末。


それでも、クライミングの魅力は健在で、個人的なプロジェクトを楽しんだり、仲間たちと共に素晴らしい時間を過ごすことができました。多くのクライミング友と一緒に、また、外岩クライミングの再び始まることを予感させてくれる1日となりました。


クライミングは自然との対話であり、挑戦と成長の旅です。諸事情によりクライミングから遠ざかっている人達とも、ぜひこの素晴らしい体験を共有したいと思います。以前簡単に登れたルートが登れなくなっているかもしれませんが、季節の移り変わりを感じながら、クライミング友と過ごす時間は忘れることのない思い出となるでしょう 😁


Windstein でのぼったルート覚書:

La noire (6a+) m.repeat

warming-up

Les voleurs (6a+) m.repeat

warming-up

Désaccord parfait (6c) mRP

Attempt 4:実質的にはこの日のプロジェクト課題です。離陸から初めのボルトまでが遠くてビビったけれど、なんとか処理できる。核心部手前のクリップももう少し簡単にできると思っていたけれど、意外と難しく、登ったり、降りたり、色々探りながらクリップ。そして核心部をスローパー。思い切ってデットでスローパーを取りに行ったら、止まってくれた。この日の気候に助けられた感じです。その後のテクニカルなムーブはうる覚えだったけれど、キーとなる右手アンダークリングと足のクロスムーブがうまく行って核心部を突破。最後のボルト手前もパワフルだったけれど、縦のスローパーが良く効いて、体を上手く振ることができ登れました。短難しい人気のないルートだけどね 😝  

Décomposition française (7b) m.lead-TO

Attempt 11:スラブパートから登るのは今回が5回目。Windstein での個人的なプロジェクト課題です。離陸から初めのボルトまでの垂壁が相変わらず悪すぎてテンション。中間部のハング超えもヒールフックまでは上手くできたけれど、その後体を起こせずにテンション。最後の核心部はカチ持ちに耐えられず、ヒールフックを掛けることができすに終了。

Attempt 12:スラブパートから登るのは今回が6回目。中間部の大きなハング越えは左手で使うホールドを誤りテンション。マグネシウムがついているポケットでは無く、その下のマークのないポケットの方が掛がいいことがわかる。最後にある核心部は指先が痛くカチ持ちができずに終了。


活動内容:Lucile・Anthony・Jean・Nicolas?、Désaccord parfait (6c) mRP

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