2020年夏時間最後の日になりました。今日からフランス北東部🇫🇷ストラスブールは、新型コロナウイルス (COVID19) の感染拡大、第2波の状況を懸念して、6週間の夜間外出禁止令 (21:00pm - 6:00am) が発令されました。外出禁止令中は、基本的にクライミングジムも閉鎖されます。例外的に、未成年のお子さんや、トップアスリートさんなどは、クライミングジムの使用は認められていますが、一般的な成人は使うことができません。これから寒くなり、外岩クライミングが出来ない季節になるのに、一般クライマーはどうすればいいのかなぁ 😥
例年寒くなればインフルエンザ等の風邪は流行するので、冬になれば、新型コロナウイルス (COVID19) の感染拡大、第2波は起こると思っていましたが、想像していたよりの早かっやです。例年になく9月下旬から寒い日が続いていたので、この劇的な気温低下が影響したのかも。でも、まぁ、夜間外出禁止令 (21:00pm - 6:00am) は、完全にロックダウン (厳しい外出制限) した春のことを思えば、まだ生活はしやすいです。
そんな気が滅入る週末になりましたが、ほぼ1ヶ月ぶりに最高気温が18℃まで上がり、暖かい週末になりました。ジムが閉鎖されることが影響したのか、外岩クライミングのお誘いがあり、イタリアチームと、前日の激しい雨の影響を考慮して、近場の Kobus に行きました。
午前中こそ雲が多く、雨が降るか心配しましたが、お昼過ぎからは、青空も見え、温かなクライミング日和になりました。
Les cailles (6a+) RP
１便目：えっ、このルートをトライするのは初めてなの 🙄 中間部で、チョーク跡に騙されてフォール。次のチョーク跡が正解でした。
２便目：バランシーでいいルートだと思う。
Le hêtre suprême (6b+) FL
えっ、このルートをトライするのも初めてなの 🙄
Les bajoues de la castafiore (6c+) mRP
２便目：このルートを登るのは、2016.11.20 以来２度目です。前回はノルウェー人の学生さんときた時にトライしたことを、はっきりと覚えています 😅 初めのハング越えが核心。大きめのガバを取ってから、次のガバに届くかがポイント。なかなかいいルートだと思う。
Cantique de rocaille (L1:5c ; L2:6b) mRP
L1 パートは既に登っていますが、L2 パートは今回が初めてのトライです。ハングの出だしは少し難しいけれど、探せばホールドはあります。ジム的なクライミングが楽しめると思う。
L'aporie gêne (7a) mOS
今回が初めてのトライです。Cantique de rocaille (L1:5c) から、繋げて登りました。離陸は一手難しく感じたけれど、うまく足の位置を探せて問題なし。そのあとは直登気味に登り、左側へ少しだけトラバース。このトラバースが核心だと思う。右手をクロスでホールドを取りに行き、左足、右足を入れ替えて、左手を伸ばせるかどうかがポイントだと思う。その後の直登は難しくは無いけれど、侮れないです。ルート自体が短くて残念だけど、高度感があるので、それなりに、楽しめると思う。
クライミングはこれにて終了。荷物をまとめていると、我々よりも先に Kobus で登っていたご年配のかたから👨🏻🦳👵🏻声をかけられる。
👨🏻🦳：フランス語話せるの？あのルートはどうだった？
🐢7a：いいルートですね。 👵🏻：彼があのルートを作ったのよ。
👨🏻🦳： Armand だけど。
🐢7a：知ってますよ 😁
この爺さんが北部アルザスで、多くのクライミングエリアを開拓し (している)、トポを書いている人でした。 何度か岩場で見たことはあったけれど、話をしたのは、今回が初めてでした。 少しおしゃべりした後で、
👨🏻🦳：Noix (クルミ) は好きか？
🐢7a：Oui.
なんでもお友達が、ヴォージュ山脈で、たくさんクルミ (Noix) を採取してきたそうで、そのおすそ分けを頂きました。ありがとうございました🙇🏻♂️ Armandさん達がいなければ、北部アルザスのクライミングエリアは、現在のように整備されていなかったことを思うと、本当に感謝です。
活動内容：And・Pat・Hol・Rub・Mat・Cat・Gui・Pat、Les cailles (6a+) RP・Le hêtre suprême (6b+) FL・Les bajoues de la castafiore (6c+) mRP・Cantique de rocaille (L1:5c ; L2:6b) mRP・L'aporie gêne (7a) mOS
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