限界グレードじゃなくても、狙ったルートが登れればものすごく嬉しいのが、クライミングの醍醐味だと思う 😆

今週は天気が安定せず、最高気温も 10℃ を下回る寒い日が続いています。この時期にしては珍しく旧市街でも雪が降りました ☃️ 週末からパリを含むイル・ド・フランスなど 16 県ではロックダウン (厳しい外出制限) が開始。フランス全土🇫🇷では、引き続き夜間外出禁止制限 (couvre-feu) 中ですが、夜間外出禁止制限時間が 19:00pm-6:00am に変更されました。


天気予報もコロコロと変わり、外岩クライミングの予定もなかなか立てにくい状況でしたが、近場の岩場 kronthal に登りに行くことになりました。


Kronthal に着いてびっくり。駐車場はすでに満車でした 😲 駐車できたクライミング友からは、“満車ですよ 🈵 出て行ってください” とユーモアをもって言われるし 🤣 クライミングルートも、ものすごく混んでいて、ふさがっているとのパートナー君の判断で、急遽予定を変更して、Klingenthal に登りに行きました。 Klingenthal も劇混みだと思っていたけれど、いつもよりはガラガラで拍子抜け。こんな日もあるんだぁ。

 Le pilier de Barr (6a+) m.repeat

warming-up.

L'écheveau défrise (6c) RP

2020.06.21以来 2回目のトライです。ものすごく難しかった印象が残っているんだけれど 😐

2便目:先ずはホールドの確認から。核心部は中間部下にあるクラックパート(緑の矢印)。右手クラック、左手を上のクラックを使った外引きショルダー、右手を上のクラック、体の重心を左側に移動して、左手で遠いカチをアーケ。このムーブが難しい。左足の位置がイマイチなのと、右足を外側に開きすぎていることが問題。とりあえずテンテンで登る。上部も悪かったような印象があったけれど、うまく足のフリクションを効かせることができ、上部のムーブは固まる。

3便目:核心を超えられれば、登れると思ったけれど、核心を超えられず。右手クラック、左手を右手の上に添え、外引きショルダーで右足を上げてから、左手で上のクラックを使い外引きショルダー、右手を左手の上のクラック。体の重心を左側に移動して、左手で遠いカチをアーケで、取りに行けず、フォール。ダイレクトに左手を遠いカチに伸ばすムーブを諦めて、体の重心を左側に移動させる前に、左手で左側にある薄い薄い縦カチ(突起)を使うムーブに変更。

4便目:登れるかと思ったけれど、核心部の体重移動がうまくいかず、左足がスリップ。

5便目:核心は理想のムーブが組めて初めて突破。その後の小さなハング越えは逆に慌てて落ちそうになったけれど、なんとか力でねじ伏せる。最後のムーブは上手く両方の足でスメアーを効かせることができ、理想通りのムーブが組めて、漸く登ることができました。


これにてクライミングは終了。思ったよりも晴れ間が少なく、寒さに耐えながらのクライミングでした。隣の山肌にはまだ雪が解けずに残っていたしなぁ。chaussons aux paumes (7b) にはトライできなかったけれど、粘って、粘って L'écheveau défrise (6c) を落とせたことは良かったと思う。


活動内容:And・Pie・Jer・Lor・Luc、L'écheveau défrise (6c) RP

✍🏻 寒い日の Klingental でのクライミングは、日照時間が短くお勧めできない (トポには SouthWest & SouthEast と記載) 。意外と標高も高く寒い。

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